2020/08/23 12:08
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当工房「ガラス彫刻エッチング工房ちゃわわ」では色々なボトル彫刻を製作販売しております。
日本酒・焼酎・ウイスキー・ワインなど数多くの種類があるのですが、その中でもワインボトル製作も多数承っております。
ボトルは私にとってキャンバスのような感じです。限られた面積の大きさの中に、お名前・感謝のメッセージ・記念日付を装飾デザインを織り交ぜて完成させお客様にお渡しする...その時の喜んでいただけた笑顔がとても嬉しいですね。
このキャンバスのようなワインボトルにも色々な形があるんです。
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写真はよく見かける一番多いタイプの形状のボルドー型ワインボトルです。
ワインボトルは産地によって変わるんです。歴史もあって初期のワイン造りではアンフォラという土器が用いられていたとの事です。
現在のような縦に細長いワインボトルを使用するようになったのは1790年代の頃だそうです。
ボルドー型ワインは代表的な形状で、長期に瓶熟成させるワインが多いためグラスに注ぐ際に澱を止めるため肩が張っているのが特徴です。ボトルの色も長期保存するために、光を遮断できる濃い緑のガラスが使用されているのもボルドー型ワインボトルの特徴です。
比較的すぐに飲むタイプの白ワインやロゼは、透明や薄い緑色のボトルが使用されています。
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上の写真はブルゴーニュ型のワインボトルでボルドーのワインに比べると熟成期間が短いものが多いので同じ形にはならなかったようです。澱が少ないので瓶底の凹みはボルドー型よりも小さく、なで肩なのが特徴です。ロワール地方でも使用されています。
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こちらのボトルはシャンパン型になります。瓶底は瓶内の内圧に耐えるために凹みが大きく、瓶内の二次発酵で発生するガスの圧力に耐えるため、ガラスも厚くがっちり造られています。
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こちらのボトルはライン・モーゼル型になります。なで肩ですらりとが高く澱が少ないので他に比べると底面の凹みは極小です。
ドイツのラインは茶色・モーゼルは緑色・フランスのアルザスもこのタイプです。
このようにワインボトルには産地を表すためのデザインもありますが、そのワインボトルの形状にも機能を持たせているものもあります。
歴史や産地、機能などによって生み出された個性的なボトルたちに当工房にてエッチング彫刻を施して、さらに素敵な贈り物としてのボトル彫刻を製作します。